シュレック3も観終えました。レビューですが、ネタバレあります。
未見の方は、下の初代『シュレック』からお願いします。
シュレックの感想はこちら ↓ ↓
シュレックでは、恋愛関係を描いて、
シュレック2では夫婦問題、
シュレック3では家族問題を描いています。
年齢を経て家族が減る悲しみと、新たな家族が増える喜び。
重いテーマのようですが、相変わらず軽いテイストで、
作り手が楽しんで作っている感じが伝わってきます。
続編は奇をてらいすぎて失敗することもありますが、
この作品に関しては、ブレがなくずっと同じ雰囲気です。
シュレック3では、序盤でフィオナが妊娠して、
シュレックに伝えようとするんですが、
妊娠なんて頭の片隅にもない鈍感なシュレックが気づかず、
王位継承問題も出てきて、シュレックが情緒不安定になり、
なかなかきちんと妊娠の事実を伝えられず、
思い悩んだ末、思い切って言ったにも関わらず、
シュレックがぐずついたのでイライラしました(笑)
パートナーに妊娠を伝えられて、
嘘でもその場で大喜びできない男は本当にダメだと思ってます。
多分パートナーは、その事実を一生忘れない。
もし、これからその場面に遭遇しそうな男性が居たら、
不安や驚きは後回しです。一瞬でも不安そうな顔をしたらダメです。
何はなくとも彼女を抱きしめて喜びましょう。
抱きしめてしまえば、彼女からは顔は見えません(笑)
何しろ、フィオナの妊娠に不安に陥ったシュレックでしたが、
フィオナはそんなシュレックまるごと受け入れる度量がありました。
しかし、だいたいの一般女性にはそのような度量は持ち併せていません。
ぐずぐずするシュレックと、肝が据わるフィオナの対比が面白かったです。
今回の悪役はシュレック2でフィオナのプリンスになることができなかった、
魔法使いのフェアリーゴッドマザーの息子チャーミング。
関係あるのかどうかは不明なのですが、
実際のディズニー版シンデレラの王子は、チャーミングという名前のようです。
今回は、2まではちょい役だった、
ディズニープリンセスたちの描き方が面白かったです。
眠り姫、ラプンツェル、白雪姫、シンデレラがメインかな。
女としての生き方の選択肢のようなものも盛り込まれていて、
感慨深いシーンもありました。
白雪姫大活躍で、すごく面白かった(笑)
そう思うとさみしい。
スピンオフの『長靴をはいたネコ』もありますが。
正直、全然期待しないで観はじめたシュレックだったので、
ここまでハマるとは思わなかったです。
主人公のシュレックは怪物なうえ、そんなに性格もよくないのに、
なんでこんなに面白いのかわからないです(笑)
<スポンサーリンク>