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THE PATH/ザ・パス シーズン1 第3話 感想 どでかいタンブラーに入った青汁はの中身は一体なんなのか。

先日、ハンニバルのシーズン3をスタートさせたのですが、ウィル不足になってしまったので、せめてカル様を観ようと思って、ザ・パス 第3話です。 

 

meganetamago.hatenablog.com

 

第3話は、第1話から引き続く主人公エディの夫婦問題を中心に、今回は組織のボス的存在であるカルの 闇に触れるエピソードでした。
エディ、本当にイライラする(笑)
 
※以下、ネタバレありの感想です。
 
エディは、真っ白な何もない部屋に14日間閉じ込められて、でっかいタンブラーにみちみちに入れられた青汁を飲まされたことで、組織を疑うことをやめて光の道への信仰を取り戻すことにしたようですが、妻に『あれは浮気ではなく、組織から逃げている人に話を聞くために密会していた』と告白はできないようです。
組織から逃げている人も危険だし、自己保身もあるし、妻も傷つくし。
教祖的存在の博士の教えを信じている妻にとって、夫の浮気と夫が組織に疑問を抱いていることのどちらがより衝撃的な事実なのかは不明ですが、本当のことを言わない、言えないエディによって、ありもしない浮気の相手に認定されているミランダという同じ組織の女性がかわいそうで、かわいそうで。
 
エディも、ミランダも浮気の事実は認めないので(当たり前)無理やり既成事実を作ろうとする組織。
ミランダは拉致されて、エディが入れられた真っ白な部屋に入れられてまた更生プログラム。エディの妻にありもしない不貞の事実で罵倒されるし、変な青汁飲むように強制されるし。
組織から逃げている女性も、エディの心変わりに「青汁飲んだでしょ?」とエディに詰め寄っていましたが、あれには一体何が入っているのでしょうか・・。
組織から逃げている女性も、ミランダも叫んでいたfu●k'n juice!
あの人たちベジタリアンだし見た目は青汁だけど、多分変な薬入っているんでしょう?(怖)
 
宗教関係の話ですごく不思議なのは、例えば目的がお金儲けで始めた本人も全く信じていないありもしないそれっぽい話をでっち上げて、心が弱っている人からお金を巻き上げることだけを目的に甘い言葉を囁いてそれっぽい信仰を信じさせるというのは、詐欺と一緒だからわかる。
でも、その信仰を信じて組織に入り、その後幹部になったりした人が、軽犯罪や重罪問わず世間的には犯罪とされる行為に手を染めていくこと。
嫌がる人を同意なく監禁する人、それを監視する人、変な薬の入ったf●ck'n juiceを作る人、全部『光のなんちゃら』を信じてる人たちなんですよね。
何かにどっぷり浸かっていると判断力が鈍るのか、判断力が鈍るよう仕向けられているのか。みんなでやれば怖くない精神なのか。
 
それはこれから、潜入捜査で組織に介入してるFBIの刑事の行動でわかりそうですよね。竜巻の被害に遭ったせいで組織に娘を奪われたと主張する、カルにぼこぼこにされた父親に、『娘は必ず取り返す』と誓う刑事。しかし、その父親も娘を虐待していた事実がある。無理やり組織に入ったわけではない娘と、虐待をしていた事実を知って、刑事は何を思うのか。そして、これが大事なんだけど、最後まで組織に洗脳されないですむのかどうか。すごく気になります。
 
そして、今回のメインエピソード。
カルの闇と家族問題。けっこう、深い闇でした。
 
母親とのやり取りを総合すると、
カルが5歳の時に、カルの父親はカルを連れて博士が提唱しだしたマイヤリズム理論(?)に共感し、組織の初期メンバーとして活動した。
お金もなく、今ほどシステムや組織も大きくなく地味に活動していたがやがて、カルの父親だけ脱会し、母の元に戻る。
幼子を奪われた母親は酒浸りになり自堕落な生活になってしまい、組織のことは目の敵にしている。
カルも実の母親なので、面倒は見ているけれども組織の活動には邪魔だし組織のことを
悪く言われるのも我慢ならないうえ、わざと組織で禁止事項になっていることをさせてくるので精神的にも辛い。
といったところでしょうか。
カルの母親も、自分は全く信じていない組織に人生を壊されたかわいそうな人に思えました。一人息子とも分かり合えないし、グレちゃうのもある程度仕方ないのかなぁと。
更に、組織の禁を破ってしまった時の組織の人たちが感じる罪悪感は見ていてかわいそうになりますね。
お酒を少し舐める程度に飲むだけで、死にたくなるような絶望感にカルがさいなまれていました。今まで出てきた組織が禁止していることは、お肉を食べる、酒を飲む、俗人と話すなど、まだまだ色々な決まりが続々出てきそうですが。
 
そして、回復の見込みのないマイヤリズム提唱者の博士の容体を知り(癌のようだった)周りに嘘をついてでも自分が後継者になろうと決意するカル。
車では人を魅了する話し方的な自己啓発セミナーCDみたいなのずっと聞いてるし。
今後、組織をどういう方向に導いていくのかいけるのか、組織の中での犯罪行為は本当に行われているのか。
第3話でここまで話が進んでいるとなると今後どのような展開になるのかかなり興味津々です。
 
更に、主人公エディの煮え切らない態度のせいで浮気相手と勝手に決め付けられていたミランダが、更生ルームで死亡か瀕死になっているのをエディが発見。
誰かに口封じのため殺されたのか、それとも絶望して自殺なのか。
エディの軽率な行動と組織の強引なやりくちのせいで、7Rだったか8Rでレベルの高いエディの妻のほうを尊重して、あくまで罪を認めない下っ端のミランダは殺されたようにわたしは思えましたが・・。
 
最後になりますが、あの青汁ちょっと味見してみたいです(笑)
 
 
第4話の感想はこちら ↓ ↓
 

 

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