たま欄

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なぜ同じ映画を何度も観たり、繰り返し同じ本を読んでしまうのか考えてみました。

先日投稿した本のレビューなのですが、

わたし、この本読むの実は2度目だったんです。

 

 

www.meganetamago.com

 

 

 

 

『面白かった』ので、もう一度手に取ったわけなんですが、

一度読んでるわけだから、壮絶なネタバレなわけですよね。

にもかかわらず、わたしと同じように、

繰り返し同じ本を読んだり、映画を観たりしている人が、

たくさんいることに素朴な疑問を持ったため、

グーグル先生に聞いてみました。

 

 

だいたいの意見をまとめてみると、

・観るたび(読むたび)に新しい発見や気づきがあるから

・その年齢でしかわからない、新鮮な感情で観られる(読める)

この二つの意見にだいたい集約されていました。

なんていうか、意識高そうなご意見が多かったです。

 

なるほど、みなさんやはりネタバレ前提で、

繰り返し、読んだり観たりしている。

もちろん、私も基本はそうなんです。

 

毎年恒例のジブリ祭りとかすごい楽しみにしていて、

たまたまやっていたら絶対観ます。

トトロ、ラピュタ紅の豚ハウル千尋もののけは、

一体、何度観たことか。

 

 

観るものや読むものに迷った時、

これは面白いのがわかっているからという理由で、

チョイスすることもあります。

面白いのはわかっているので、失敗がない。

そして、やっぱり面白かった!最高!ってなるわけです。

 

 

でもですね、わたしの場合、あくまでわたしの場合なのですが、

内容を忘れているから

というのが大多数を占めている気がします。

今回、それがはっきりしたのです。

 

さすがに、ジブリ(おもに宮崎駿作品)は話の内容も完全に覚えています。

ジブリは、絵と色と音楽が好きなのです。

これはもうストーリーを知っていても、

観賞に全く問題ないです。

 

 

しかし、上記レビューの本、吉原手引草については、

初見か?っていうぐらい、何も覚えてませんでした。

一度完読してるにも関わらずです。

 

これは、さすがに我ながら衝撃でした。

しかも、初めて読んだのもそんなに何年も前じゃないんです。

最後のオチまでフレッシュな気持ちで臨めました。

しかも、けっこう予想外のオチで、爽快感のあるものだったのに、

まったく覚えていなかったし、思い出せなかった。

 

嫌な目にあったこととか、腹が立ったことや辛かったことは、

なかなか忘れられず、いつまでも覚えているのに、

面白くて、すごく感動したはずなのになぜ覚えていないのか。

 

『面白かった』ことしか覚えてないなんて、

わたしの脳、あほすぎる。

 

 

人によると思いますが、

みんなこんなに忘れてないのものなのでしょうか。

わたしだけが、こんなに忘れてるのか不安になってきました。

今読んでる桐野夏生のグロテスクも、

出だしから全く覚えてませんでした。

こんな話だったっけ?って思いながら読んでます。

 

でも、何度も良作を楽しめる、あほな脳でよかった!

とポジティブにとらえつつ、結論。

私の場合は、

きれいに内容を忘れ去っているから。

でした。

 

 

脳トレ、頑張らないと。

 

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