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【映画】僕のワンダフルライフ 感想  「とにかく世界で一番大好きなんだ」とあなたの犬は叫んでる。

僕のワンダフルライフ観てきました。(※若干のネタバレ注意)

わたしも犬に対しては並々ならぬ思いがあるため、真剣に書きすぎるとおもーくなってしまうので、意識して軽い感じの記事にしてあります。

 

わたしは、10年以上前に思春期を共に過ごした飼い犬を失いました。そのペットロスから立ち直れず、いまだに思い出して泣いたりしているので、正直この映画を観るのは無理だと思っていました。

ですが、ペットロスの方こそ思い切って観ることをおススメしたいです。

 

 

まずはこちらの公式サイトの予告動画をごらんください。

 

boku-wonderful.jp

 

予告動画、最後まで観ましたか? 4頭の犬が出てきたと思いますが、どの犬もなんて美犬!

映画でも激しく、かわいかったです。

わたしは、この映画で心の傷を再度えぐるかなと思ってたんですけど、あまりの可愛さに観たい気持ちを抑えられず観に行ってしまいました。

そして、予想どおり、どの犬(と言っても、中身は同じ犬なんですけど)も飼い主さんの心に寄り添い、自分を大事にしてくれる飼い主さんを全身全霊で愛します。

犬は人間の都合に関係なく、飼い主が大好きです。

オムニバス形式でメインの登場人物の少年、警察犬訓練士のおじさん、若い大学生の女性三名は、それぞれの愛情の形で犬をとても愛し、犬からの愛情もたくさん受け取ります。

 

わたしたちは普段人間目線で犬を観ていますが、こちらの作品は犬目線で犬語りです。

犬にはこんな風に見えている、こんな風に感じているっていうのは、実際のところは本人(犬)に聞いてみないとわからないのですが、人間が考える『こんな感じ』となっています。

でも、こんな風に思ってくれてたのかな、こんな風に感じてたのかなって素直に思えたし、それだけでも胸が熱くなりました。

 

ストーリーは、犬映画あるあるっていう感じで、取り立てて特筆することもないのですが、この作品の監督はハリウッド版のハチ公を撮影した監督と同じ人で、多分すごく犬を愛している人です。

犬を飼っている人なら起こり得る日常の連続に普通に胸が打たれますし、普通に泣きます。目から勢いよく涙がスルーッとこぼれる女優みたいな涙が何回か出ました(笑)

メインの少年とゴールデンのお話もいいですが、警察訓練士とシェパードの女の子のお話は少し切なく、女子大生とコーギーのお話は心がふんわり温かい気持ちになれます。

どのお話もぐっときました。

 

 

あと、これは一応事前に知っておいてもいいかなと思うので、書きます。

多分監督のメッセージだと思いますが、犬に対してひどい行動や無責任な行動をとる人も多少ですが作品中に出てきますので、どうしても耐えられないという方は観ないことをおススメしたいです。

逆に、これから飼いたいと思う人には、責任を学べると思います。

 

作品を観終えて、ペットロスを引きずるわたし個人的に、勝手な考えで気休めなことはわかっているのですが、わたしの犬は生まれ変わってどこかで愛情溢れる暮らしをしているかもしれない、そしてまたどこかで違う形で会えるかもしれないという気持ちになれました。

そして、わたしも楽しかったけど、犬も多分楽しかったはず、幸せだったはずと思えました。

今飼っている犬が居る方はこの作品で、より愛情も深くなること請け合いですし、これからの一緒に過ごす時間をもっと大切に思うことができると思います。

飼ったことがない人は、犬との人生を歩みたくなるでしょう。

犬好きな方、犬を飼ってる方、これから犬を飼いたい方、ぜひ観に行ってみてください!

そして、幸せな犬をこれからもっと増やしてくださいね。

 

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