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【映画】ショーン・オブ・ザ・デッド 感想 "史上最高の映画トップ100" 第89位の実力とは(笑)

英国映画雑誌にて読者アンケートにて発表されたランキング、【史上最高の映画トップ100】

映画好きとしては見逃せない記事だったので、もちろん読みましたし、書きました。

 

ランキングに言及した記事はこちら ↓ ↓

 

 

meganetamago.hatenablog.com

 

ランキングをくまなく眺めていたら、気になるタイトルショーン・オブ・ザ・デッド(2004)】89位。

 

 

 

 

 

〇〇・オブ・ザ・デッド系のタイトルはだいたいゾンビ系だし、

名作、【レオン】85位と順位も拮抗し、そんなに最近の作品でもない。

まして、その下位ランキングには、96位に【グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち】や、

97位にタイタニックがあるんですよ!

ゾンビものなのに、史上最高とまで言われるってどんな作品か気になって、気になって。

ウォーキング・デッドのシーズン7も微妙でゾンビ消化不良だったので、観てしまいました。

(関連記事:サイト内ウォーキング・デッド記事一覧

 

で、映画の感想です。

 

シュール、とにかくずっとシュール!

シュールの意味が広すぎてわかりづらいと思いますが、わたしのボキャブラリーではシュールすぎる作品だったとしか言えません(笑)。

さすが、イギリスのランキング。なんていうかヨーロッパっぽい。

コメディとは聞いていたけど、爆笑というよりじわじわ来る笑いでした。

 

ストーリーは、しゃべる熊のぬいぐるみのテッドっていう映画あるじゃないですか。

あれの主人公みたいなうだつの上がらない男が主人公なんです。

不真面目でもないけど、とりたてて特筆することもない優しいだけが取り柄の男、ショーン。

子どもの時からの幼馴染のすごいダメ男を家に居候させていて、その男といつも行動を共にし、

彼女に嫌がられているところもテッドっぽかったです。

で、その主人公の住んでいるイギリスの町にゾンビウイルスが蔓延するっていう。

 

ゾンビ的には初期のウォーキング・デッドのような、人間っぽさのあるゾンビでした。

なので、気持ち悪さ的には薄いです。そしてウォーキング・デッドで耐性のついたわたしには、もはや全く怖くない。

もっとゾンビ的にはやっちゃってくれてもよかったけど、一応コメディ。

なので、いきなり町がゾンビであふれたらこういう感じになるよな(笑)っていう面白さ。

そして、ハラハラドキドキはあまりないけど、ドタバタはあります。

さらに、うだつの上がらなかった主人公が、話の後半にはなんかちょっとだけかっこよく見えてくる(笑)

脇役の使い方もうまくてけっこうよく練られた脚本だと思いました。

 

そして、ずっと観たことあるけど誰か思い出せなかったキャストが居て、

主人公の男の人のお母さん役なんですけど、声も聞いたことあるし、顔も観たことがある。

どうしても思い出せなくて、調べた結果、

(えー! ダウントン・アビーのマシューのお母さんがこんな役をやっていたなんて(笑))

っていう驚きがありました。当たり前だけど現代の服着てるし、イメージ違いすぎてわかんなかったよ、全然(笑)

 

わかりやすい笑いというよりじわじわ来る笑いなので、

お笑いでも、そういうのが好きな人向けです。わかる人にだけわかればいいみたいな。

オチまで全部シュールでした。

記事のタイトルに(笑)をあえてつけたんですが、そういう感じなんです。

時間も1時間40分程度と短めですし、軽く観られます。

 

"史上最高"はさすがに言いすぎだとは思いますが、これはこれでアリだと思います。

89位、うん(笑)。

わたしは、なんやかんやでけっこう楽しく観ましたし、けっこう笑いました。

 

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