たま欄

海外ドラマ、本、映画の感想です。たまに書きたいこと。

【映画】洋画のとんちんかんな邦題が話題になってるので便乗してもやもやをぶちまけたいと思います。

 問題となっている作品はこちら。

本年度アカデミー賞受賞作品【ドリーム 私たちのアポロ計画です。

 

www.buzzfeed.com

 

 

原題は【HIDDEN FIGURES】らしいですね。

英語が全く詳しくないので直訳してみると、

『隠された人影』っていうところでしょうか。

あらすじを読むと、黒人差別、女性蔑視の甚だしい時代のアメリカで、

希望を捨てずに宇宙開発に取り組んだ女性学者の実話のようです。

面白そうですね。観たいです。

 

原題のタイトルとあらすじから見ると【ドリーム】も能天気すぎる気がするし、

一番問題となっているのは、この女性たちが取り組んだのは、

アポロ計画ではなくてマーキュリー計画だということらしいです。

この映画のタイトル問題については様々な方が言及されていて、

わたしはまだ観ていないので、そちらにお任せするとして、

わたしの好きな作品でも変な邦題がつけられているものがあるので、

便乗してもやもやを吐出したいと思います。

 

つい最近では、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス】

これは常々わたしが愛してやまない映画だと公言していますが、

原題は【Guardians of the Galaxy Vol.2】なんです。

↓ MARVELのジャパンじゃない公式サイト

Marvel's Guardians of the Galaxy 2

 

個人的に上に書いたドリームもそういう感じがするんですけど、

映画配給会社が日本人の英語能力をバカにして、(the)を取ったまでは、

1000歩ぐらい譲って納得するとして、

この『Vol.2』っていうのが物語的にも、続編的にもすごく重要なのに、

なぜ『リミックス』なんていう意味のわからない続編名にしたのか、

ものすごく腹がたっていました。

そもそもリミックスって、元の曲を別バージョンにアレンジをかけたものですよね。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックスは、

1とは違う、新しいストーリーです。シンプルに言うと続きです。

 

そして、いろいろ調べたんです。なんで『リミックス』になったのか。

結論からいうと、消費者を騙すためらしいです。

ファンは、黙っていても映画館に足を運ぶけど、ファンじゃない人を映画館に引き込むには、

この映画に興味を持った人に続編だとばれてはいけない。

『Vol.2』ってついてたら、続編まるわかりなのでかく乱させるために取ったと。

そういう事情なら苦肉の策ですよね。

納得はしないけど。だって、1も2も見たらわかるけど、Vol.2には意味があるんですよ!

その意味をなくしてまで取ることにしたってことは、よほどの事情か作品をちゃんと観てないか。

 変な邦題はセンスが悪いからだと思ってましたが、センスの問題じゃなくてお金の問題でした。

騙してでも興味を持たせて、映画館に足を運んでほしいという大人の事情です。

ドリームも、そういう日本人が好きな英語で明るいイメージを持たせて、

希望に満ち溢れる感じを打ち出したかったんじゃないでしょうか。

差別と戦いながらの社会派作品では敷居が高くなってしまうので。

 

普段映画に興味のないような人が、

広報に騙されて映画館に足を運んだとして自分の予想と違ったら、

また映画館から足が遠のかないですかね?

例えば、ガーディアンズにしても続編だと知らずに観ても、それはそれで面白いと思います。

でもやっぱり1から観たほうが満足感は絶対高いんです。

予想よりつまんなかったねってなるはずなんです。

そもそも作り手も続編として作ってます!

確かに、劇場で公開されている洋画自体はだいたいどの作品も素晴らしいので、

広告に惹かれて観に行って、

予想と違っても大満足して映画ファンになる可能性は大です。

 

でも、なんか悲しい。

 

 

そういう、既存の顧客は無視して、

新規客を優遇するビジネスモデルはたくさんあります。

携帯会社とかも最近ようやっと、既存客向けのサービスを売り出したりしてますし、

邦画でも、原作ファンを完全に無視した実写化とか。

 

昔から、全米が泣いた!』とか『興業収入10週連続1位!』とか、

そういう誇大広告的なものは確かにありました。

でも、製作側や作品の内容を無視した宣伝や変更はあんまりだと思います。

配給会社も、それでいいんでしょうか。お願いです。

 

作品に愛情を感じられない宣伝はやめてください。

 

✳追記。記事の更新後、ドリームの副題が削除されることが決定したそうです。

ドメインも新しくとり直すとか。

やはり作品に敬意を払わないとこういうことになるということだと思います。

「ドリーム 私たちのアポロ計画」邦題変更 「ドリーム」に - ITmedia ビジネスオンライン

 

 

 

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